GTARPでは、チャット欄に「/(スラッシュ)」から始まるコマンドを入力することで、職業の確認、救助要請、車の操作、所持金の表示など、さまざまな操作ができる。この記事では、GTA6 FEEDが、初心者がよく使うコマンドを用途ごとに整理した。
なお、ここで紹介するコマンドは、サーバーやバージョン、導入されているスクリプトによって名称や挙動が異なる、あるいは存在しない場合がある。実際に使えるコマンドは、参加しているサーバーのDiscordや案内で確認してほしい。
基本・キャラクター系
- /me — 自分のキャラクターの状況や行動を、文字で表示する。
- /job — 現在の職業を表示する。
- /name — ネームタグの初心者マークや、配信中マークの表示・非表示を切り替える。
- /reloadskin — スキン(見た目)を再読み込みする。サーバーによっては /refreshskin の場合もある。
- /closeinv — インベントリ画面が消えずに残ってしまったときに、強制的に閉じる。
RPチャットコマンド(/me・/do・/ooc)
ロールプレイ中に、声に出していない行動や周囲の状況を文字で伝えるためのコマンド。FiveM本体の機能ではなく、サーバーが導入しているチャットスクリプトが提供するものなので、使えるコマンドや表示のされ方はサーバーによって異なる。
- /me [文] — 自分のキャラクターの行動や状態を、地の文として周囲に表示する。例:/me ポケットから鍵を取り出す
- /do [文] — その場の状況や、自分では断定できない事実・結果を描写する。/me が「自分がする行動」、/do が「その結果や周囲の状況」という使い分けが一般的。例:/do 手が震えている
- /ooc [文] — Out Of Character の略で、キャラクターとしてではなく中の人としての発言。ロールプレイの進行を止めてしまうため、サーバーによっては使用が制限され、Discordの専用チャンネルへ誘導されることがある。
- /looc [文] — ローカルOOC。近くにいるプレイヤーにだけ届くOOC発言として運用されることが多い。/b が同じ用途に割り当てられているサーバーもある。
- /twt [文] — SNS(ツイッター風)の全体投稿。/tweet、/twitter など名称はさまざま。
コマンド名・文字数制限・声が届く範囲はサーバーの実装しだいなので、参加サーバーのルールやヘルプで確認してほしい。とくに /ooc の扱いはサーバーごとの方針差が大きい。
救助・通報系
- /help — NPCのドクターを呼ぶ。
- /911 — 警察・救急隊にレポート(通報)する。
- /911p — 警察にレポートする。サーバーによっては /311 など、番号が異なる場合がある。
- /escort — ダウンしているプレイヤーを護送する。
- /carry — 人を担ぐ。担がれた側も /carry を使うと解除できる。
他のプレイヤーを車に乗せる・エスコート
ダウンした人や拘束した相手を掴んで運び、車に乗せるまでの操作についてまとめる。
重要:この項目で挙げるコマンドとキーは、FiveM本体の機能ではない。 サーバーが導入しているフレームワーク(ESX、QBCoreなど)やスクリプトが提供するもので、コマンド名・操作キー・そもそも使えるかどうかはサーバーごとに異なる。ここに書くのはあくまで代表的な実装例であり、そのまま自分の入っているサーバーで動くとは限らない。必ず参加サーバーのヘルプ(F1メニューや案内ページ)、ルール文書、Discordで確認してほしい。
掴んでから車に乗せるまでの流れ
- 相手がその操作の対象になる状態か確認する。多くの実装では、ダウンしている、手錠などで拘束されている、本人が同意している、といった条件が必要になる。
- 相手のすぐ近くに立って /escort を実行する。相手を掴んだ状態になる。
- 掴んだまま車のそばまで歩く。この状態では走れない、自分は車に乗れない、といった制限がかかる実装が多い。
- 車のそばで /putincar を実行し、相手を車内の空いている席に乗せる。
- 降ろすときは /takeout を使う。掴んだ状態を解除するだけなら、もう一度 /escort を実行する形が多い。
この場面で使われる代表的なコマンド
- /escort — 相手を掴んで連行する。もう一度実行して解除する作りが多い。
- /putincar — 掴んでいる相手を、近くの車の空いている席に乗せる。/putinvehicle、/pic といった名前のこともある。
- /takeout — 車内の相手を降ろす。/out、/removefromcar といった名前のこともある。
- /carry — 人を担ぐ。担がれた側も /carry を使うと解除できる。担いだまま車に乗せられるかは実装しだい。
- /cuff — 手錠をかける。/handcuff などの名前のこともあり、警察職に限定されていることが多い。
「エスコート キー」について
エスコートに決まった標準キーは存在しない。サーバーによっては、コマンドではなくキー割り当てやホイールメニュー(ラジアルメニュー)から操作する作りになっていて、その呼び出しキーもサーバーの設定しだいになる。まずは参加サーバーのヘルプやキー一覧を確認するのが確実。
なお、そのサーバーがコマンドとして公開している機能であれば、後述するF8コンソールの bind を使って好きなキーに割り当てられる。
このように設定すると、F9キーで escort を実行できるようになる。うまく動かない場合は、そのサーバーがコマンドとして公開しておらず、メニュー専用になっている可能性が高い。
車・乗り物系
- /givekeys — 車の鍵を他のプレイヤーに渡す。
- /engine — エンジンのオン・オフを切り替える。
- /flipvehicle — ひっくり返った車を元に戻す。
- /seat 0 — 運転席に移動する。F1メニューにある場合が多いが、ない場合はこのコマンドで移動できる。
お金・施設系
- /cash — 手持ちの現金を表示する。
- /bank — 銀行口座の残高を表示する。
- /tv — テレビの近くで使うと、テレビのメニューにアクセスできる。
- /dice 1~3 — サイコロを投げる。
クロスヘア(照準)設定
クロスヘアは、コンソール(F8キー)に設定コマンドを貼り付けることで表示・変更できる。ただし、サーバーによってはクロスヘアの使用自体が禁止されている場合があるため、必ず各サーバーのルールを確認すること。禁止されている場合は、左Altキー(心の目)でエイムを合わせる。
設定したいクロスヘアのコマンドをコピーし、F8コンソールに貼り付けて実行する。
ドットクロスヘア:
十字クロスヘア:
大きめ十字クロスヘア:
色の変更は、コマンド末尾の「cl_crosshaircolor 0」の数字を書き換える。0が赤、1が緑、2が黄、3が紫がかった青、4がシアン(青緑)。
クロスヘアを非表示にするには、次を実行する。
F8コンソールコマンド一覧
チャット欄の「/」コマンドがサーバー側のスクリプトの機能なのに対して、ここで扱うのはFiveMクライアント本体の機能なので、どのサーバーにいても基本的に同じように使える。以下はFiveM公式ドキュメント(docs.fivem.net)に記載のあるコマンドをまとめたもの。
F8コンソールの開き方
ゲーム中にF8キーを押すと、クライアントコンソールが開く。もう一度F8を押すと閉じる。コマンドは入力欄に打ち込んでEnterで実行し、コピーしてきたコマンドはCtrl+Vで貼り付けられる。ゲーム外から使いたい場合は、VConsole2のような外部ツールを導入する方法もある。
なお、ここに挙げるのはFiveM標準のコマンドで、これとは別に、サーバーが導入しているリソース(スクリプト)が独自のコマンドを追加している場合もある。
接続・切断・終了
- connect <アドレス> — 指定したIPアドレスとポート、またはURLでサーバーに接続する。例:connect 127.0.0.1:30120、connect cfx.re/join/y4lg95
- disconnect — 接続中のサーバーから切断し、メインメニューに戻る。
- quit — クライアントを即座に終了する。
- quit [理由] — 終了理由をサーバーに伝えたうえで、即座に終了する。例:quit afk
FPS・通信状況の表示
- cl_drawfps <true|false> — 画面隅にFPS(1秒あたりの描画フレーム数)カウンターを表示する。例:cl_drawfps true
- cl_drawperf <true|false> — 画面隅にパフォーマンス情報を表示する。FPS、Ping(サーバーとの往復応答時間・ミリ秒)、PL(パケットロス率)、CPU使用率、GPU使用率、GPU温度が並ぶ。動作が重い・ラグいときに、原因が自分のPC側なのか回線側なのかを切り分けやすくなる。
後述の netgraph や resmon はさらに詳しい情報を出せるが、そちらは開発者モードが必要になる。プレイ中にFPSやPingを確認したいだけなら、この cl_drawperf で足りる。
音量・ボイスチャット
- profile_sfxVolume <0-10+> — 効果音の音量を設定する。100%が10にあたり、上限はなく、下限は0。
- profile_musicVolume <0-10+> — シングルプレイ時の音楽の音量を設定する。
- profile_musicVolumeInMp <0-10+> — サーバーに接続しているとき(ネットワークゲーム時)の音楽の音量を設定する。
- voice_enableNoiseSuppression <true|false> — ボイスチャットのノイズ抑制を切り替える。周囲の環境音を減らせる。初期値は true。
- voice_inBitrate <16000-128000> — 送信するボイスデータのビットレートを設定する。上げると音質は良くなるが、回線の使用量も増える。初期値は 48000。
カメラ・描画まわりの調整
- cam_disableCameraShake <true|false> — 爆発などによるカメラの揺れを無効にする。初期値は false。
- cam_enableHandbrakeCamera <true|false> — 車の追従カメラで、ハンドブレーキ時にカメラが振られる演出を切り替える。初期値は true。
- cam_vehicleFirstPersonFOV <-1〜130> — 車の一人称視点のFOV(視野角)を設定する。初期値は -1。
- str_maxVehicleTextureRes <数値> — 車両テクスチャの最大解像度を制限する。画質と引き換えに、物理メモリ不足を起こしにくくできる。初期値は 1024。
- nui_useInProcessGpu <true|false> — UI描画(CEF)でin-process GPUを使う。互換性が上がることがある一方、NUIの性能は下がる。変更後は再起動が必要。初期値は false。
キーバインド関連のコンソール操作
コマンドではないが、F8コンソールからキー割り当ても設定できる。
- bind keyboard "キー" "内容" — 指定したキーに、指定した内容(エモートやコマンドなど)を割り当てる。
- unbind keyboard "キー" — 割り当てを解除する。設定を更新したいときは、いったんこれで解除してから割り当て直す。
- quit — ゲームを終了する。続けてもう一度実行すると即座に終了する。
- bind(引数なし) — 現在設定されている割り当てを一覧表示する。
- rbind <リソース>
<キー> <内容> — bind と同じだが、指定したリソースが動いているサーバーでのみ実行される。
ひとつのキーに複数のコマンドをまとめて割り当てることもできる。
解除は次のように、割り当てたキーを指定して行う。
開発者モードが必要なコマンド(netgraph・resmon など)
次に挙げるコマンドは開発者モードでないと実行できず、そのまま入力しても「Access denied for command resmon」「Command strdbg is disabled in production mode」のようなエラーになる。開発者モードは、FiveMクライアントを +set moo 31337 の起動引数付きで起動する(ショートカットのリンク先に書き足す)か、BetaやLatestといった非本番のアップデートチャンネルで動かすと有効になる。ただし非本番チャンネルは不安定なことがあり、ゲームが起動しなくなる場合もあるため、常用のPCで安易に切り替えないほうがよい。
- netgraph <true|false> — 通信状況をリアルタイムのグラフで表示する。Ping(往復応答時間)、1秒あたりの受信・送信パケット数とバイト数などが並ぶ。
- resmon <true|false> — リソースモニターを開く。リソース(スクリプト)ごとのCPU使用量とメモリ使用量を一覧できるので、動作が重いときにどのスクリプトが原因かの見当をつけられる。
- strmem <true|false> — ストリーミングアセットごとのメモリ使用量と、全体の概要を表示する。
- strdbg <true|false> — GTAのストリーマーが現在なにを読み込んでいるかを表示する。建物や道路が読み込まれないときの調査に使う。
- cmdlist — クライアントに登録されているコマンドと、set系で設定された変数を一覧表示する。
- net_statsFile <ファイル名> — Ping、送受信のパケット数・バイト数などの通信メトリクスをCSV形式でファイルに記録する。例:net_statsFile metrics.csv
- neteventlog <true|false> — ネットワークイベントの送受信を表示する。方向(Server -> Client など)、イベント名、データのサイズがわかる。
免責事項
本記事はGTA6 FEEDが各種公開情報や実際の操作をもとに整理した解説記事であり、Rockstar GamesおよびTake-Two Interactive、ならびに各サーバーの運営とは一切関係がない。ここで紹介したコマンドや設定は、サーバーやバージョン、導入スクリプトによって異なる場合があり、時間の経過とともに変化することもある。最新かつ正確な情報は、参加する各サーバーの公式情報を確認されたい。
