[Image blocked: レジオンスクエアに固定スポーンした、見た目も固定済みの自作キャラクター]
前回(開発日記 #1)は、無料のツールだけでFiveMサーバーを起動したところまでを書いた。ただ、起動できたといっても中身は空っぽで、デフォルトのマップに自分のキャラが一人で立っているだけの状態だった。今回はそこに、少しずつ手を入れ始めた記録になる。
前回立てたロードマップのうち①のtxAdminを入れ、予定にはなかったvMenuも導入した。そして今回いちばん大きかったのは、AIに「手順を教えてもらう」段階から、「動くスクリプトそのものを書いてもらう」段階に進んだことだ。
① 管理ツール(txAdmin)を導入
まずは前回予告していたtxAdminを入れた。サーバーの起動・停止や設定、管理コマンドをブラウザの管理画面から扱えるようになる無料ツールで、これがサーバー管理の土台になる。ここは詰まらずに進んだ。
vMenu を導入(予定外だが入れてよかった)
ロードマップには書いていなかったが、vMenuも入れた。フレームワークが不要な無料のスタンドアロンのメニューで、車両のスポーンや天候・時間の変更、プレイヤー管理、見た目のカスタマイズといった操作を、ゲーム内のメニューから直接呼び出せる。QBCoreのような大きな枠組みを入れなくても単体で動くので、空サーバーの段階でも「とりあえず何か触れる」状態を作れる。最初に入れておくと動作確認が一気に楽になった。
AIにFiveMのスクリプトを書いてもらえるようになった
今回いちばんの変化がこれだ。VSCodeのClaude Codeが、FiveM用のLuaスクリプトを書いてくれるようになった。前回はChatGPTに導入手順を「教えてもらう」段階だったが、今回は動くスクリプトそのものを書いてもらう段階に進んだことになる。
[Image blocked: VSCode上でClaude CodeがFiveM用のLuaスクリプト(simple_respawn)を生成している画面]
書いてもらったのは、空サーバーの地味な不便を潰すための、次の3つのスクリプトだ。
一つ目は、スポーン位置の固定。デフォルトのままだと接続のたびにあちこち(自分の場合はよくマップ北の方)へ飛ばされていたのを、毎回レジオンスクエアに湧くよう固定してもらった。
二つ目は、キャラクターの見た目の固定。放っておくと毎回見た目が変わってしまうので、同じ見た目で入れるようにした。
三つ目は、死亡後のリスポーン固定。死ぬとランダムな場所に復活していたのを、決まった場所に復活するよう直した。
[Image blocked: AIに書いてもらった fixed_spawn・simple_character・simple_respawn などのリソースを resources フォルダに配置したところ(vMenu も導入済み)]
どれも一つひとつは小さな修正だが、こういう「毎回地味に困る」ところが積み重なると、サーバーで過ごす体感はかなり変わる。空っぽだった場所が、少しずつ自分の居場所になってきた感覚がある。
QBCoreはまだ見送る
じつは、こうした「位置や見た目の固定」は、QBCoreという定番のフレームワークを入れれば標準の機能としてまとめて用意されているらしい。それでも今回あえて単体の軽いスクリプトで済ませたのには理由がある。
QBCoreは導入の難易度が高く、入れた途端にサーバーが重くなるとも聞く。ChatGPTにも「もう少し慣れてから入れたほうがいい」と言われた。フレームワークはデータベースの用意や多数のリソースの管理が前提になるので、基礎がまだ固まっていない今の段階でいきなり乗せるのはリスクが大きい、という判断だ。今は必要な機能だけをスタンドアロンのスクリプトで足していき、土台に慣れてから改めてQBCoreの導入を検討することにした。
MLOで詰まった(正直なところ、ここは停滞中)
前回のロードマップ④にあたるMLO(建物内部などを追加するマップ)にも手を出してみた。ただ、ここは今のところ止まっている。
まず、配布サイトからのダウンロードがなかなか怖い。出所のはっきりしない無料配布も多く、ウイルスにビクビクしながら何個か落としてみる、という状態だった。しかも、落としてみたMLOがFiveMにそのまま入れられる形式のものばかりではなく、追加してもうまく反映されないものがあった。
導入の基本的な流れ自体は分かってきた。resourceフォルダにMLOやスクリプトを追加し、txAdminのCFG Editorで有効化(ensure)する、という手順だ。ただ、MLOによっては依存関係や形式の都合でそのままでは動かないものもあるようで、「どれがそのまま使えて、どれが手間のかかる形式なのか」を見極めるところが次の課題になりそうだ。無料配布のMLOに手を出す人は、まず出所に注意してほしい、というのが今回の正直な実感だ。
今回のまとめ
txAdminとvMenuで土台を整え、AIに書いてもらったスクリプトで空サーバーの不便を少しずつ潰した。一方でMLOは形式の壁で停滞中、QBCoreは意図的に見送り、というのが2週目の現状だ。次回は、このMLOの詰まりを解くか、前回ロードマップ②の車両追加あたりに進みたい。
この記事はGTA6 FEED運営者が、自分のPCで実際にFiveMサーバーを構築している記録である。技術的な情報は2026年5月時点の公式ドキュメントおよび各ツールの提供内容を確認して記載しているが、仕様や難易度は環境によって異なり、今後変わる可能性がある。FiveMおよびGTAは、それぞれの権利者(Cfx.re / Rockstar Games)の商標であり、本サイトは各社と提携関係にない。