[Image blocked: 夕暮れのグランド・セノーラ砂漠の丘に立つ自作キャラクター。周囲には木と地面だけが広がっている]

前回は開発環境と自作リソースの現状確認までを終えた。今日はその続きとして、「次回やること」に挙げていた route68house の動作確認を中心に、MLO(マップ内装)まわりと開発環境の改善を進めた。

route68house の調査

まずは、以前導入したまま放置していた route68house リソースの中身を調べるところから。開けてみると、いくつか気になる点が見つかった。

  • 古い __resource.lua(旧マニフェスト形式)を使用していた
  • server.cfg に登録されておらず、そもそも一度も起動されていなかった
  • マップ本体は rbh.ymap のみで構成されていた

さらに、README やライセンス情報は含まれておらず、かなり古い配布物であることも分かった。「フォルダには入っているけど、実は一度も動いていなかった」というのが実態だった。

マニフェストの更新

まずは現在の FiveM 環境で読み込めるようにするところから。旧形式の __resource.lua を、現行の fxmanifest.lua へ書き換えた。

そのうえで server.cfg にリソースを登録。

cfg

txAdmin のコンソールから読み込みを実行する。

すると、

と表示され、リソース自体は正常に起動することを確認できた。まずは「読み込める状態」までは持ってこられた。

[Image blocked: txAdminのコンソールで refresh と ensure route68house を実行し、「Started resource route68house」と表示された画面]

開発用テレポート機能を追加

MLO の確認をするには、まずその座標まで移動しないと話にならない。毎回歩いたり車で向かうのは非効率なので、開発効率を上げるために新しく simple_teleport を自作した。

[Image blocked: ゲーム内で開いた vMenu の MAIN MENU。Online Players、Player Related Options、Vehicle Related Options などの項目が並ぶ]

構成はこんな感じ。

  • /tp x y z で任意の座標へ移動
  • 車両ごとテレポート(乗っている車も一緒に飛ぶ)
  • 不正な入力時のエラーメッセージ表示
  • README 付き

こちらも server.cfg に登録し、読み込みを実行。

[Image blocked: txAdminのコンソールで ensure simple_teleport を実行し、「Started resource simple_teleport」と表示された画面]

正常に読み込まれたことを確認し、ゲーム内でも /tp が動作してヘルプメッセージが表示されることまでチェックできた。今後 MLO や NPC、ショップなどを配置していくうえで、この移動手段があるとないとでは作業効率がまったく違う。地味だが効いてくる機能だと思う。

[Image blocked: ゲーム内チャットに /tp と入力したときのヘルプ表示。「/tp [x] [y] [z] 指定した座標へテレポートします」と表示されている]

route68house の動作確認

準備が整ったので、いよいよ本題。調査で判明した座標へ、新しく作った /tp コマンドで飛んでみた。

……が、目的地に建物は表示されず、地形だけが広がっていた。

[Image blocked: テレポート先の丘の斜面。建物は表示されておらず、倒れ込んだ自作キャラクターと草地・岩肌だけが見える]

リソース自体は正常に起動している(Started resource も出ている)ので、起動の問題ではなさそうだ。原因として考えられるのは、

  • 配布データそのものの不足
  • 依存プロップ(建物を構成するオブジェクト)の欠如

あたり。かなり古い配布物で README もない、という調査結果とも符合する。ここで深追いすると時間を溶かしそうなので、今回は一旦保留とした。

今日の学び

今日は新しいゲーム要素を追加した、というよりも、「リソースの調査 → 修正 → 読み込み → 動作確認」 という、FiveM 開発で基本になる一連の流れをひと通り経験できた日だった。

結果として MLO 本体は表示できなかったが、「起動しているのに表示されない」という状況から原因を切り分けていく過程そのものが、今後トラブルに当たったときの糧になりそうだ。加えて、開発用のテレポート機能を用意できたことで、これから MLO や NPC、ショップを配置していく作業の効率も大きく上がるはず。

今日の進捗

  • route68house の構成を調査
  • __resource.lua から fxmanifest.lua へ移行
  • server.cfg へ登録
  • リソースの起動確認
  • simple_teleport を新規作成
  • /tp コマンドの動作確認
  • MLO の表示確認と、原因の切り分け

次回は、今回の古い MLO にはこだわらず、FiveM 向けにきちんと整備された別の MLO やリソースを導入しながら、サーバーを少しずつ充実させていきたい。


この記事はGTA6 FEED運営者が、自分のPCで実際にFiveMサーバーを構築している記録である。技術的な情報は2026年6月時点の環境と各ツールの提供内容を確認して記載しているが、仕様や挙動は環境によって異なり、今後変わる可能性がある。FiveMおよびGTAは、それぞれの権利者(Cfx.re / Rockstar Games)の商標であり、本サイトは各社と提携関係にない。