「CANYON VIEW」の案内板が立つ展望スポットに立つ自作キャラクター。ピクニックテーブルと岩肌の斜面が広がっている

前回、開発用のテレポート機能 simple_teleport を自作した。今日はそれをさらに強化して、NPC やショップを配置していくための下ごしらえを進めた。地味だが、こういう足まわりが整うほど後の作業がラクになる。

/coords コマンドを追加

ゲーム内チャットに /coords と入力したときのヘルプ表示。「/coords 現在位置の座標と向きを表示します」と表示されている

まず、いま自分が立っている場所の座標をその場で確認できる /coords を追加した。取得できるのは、

  • X 座標
  • Y 座標
  • Z 座標
  • Heading(向き)

の4つ。これで NPC やショップ、ガレージなどを配置するときに、「ここに置きたい」と思った地点の座標をすぐ拾えるようになった。配置作業では座標取得が毎回必要になるので、ここが手軽になるだけで効率がかなり変わる。

/coords の実行結果。チャット欄に「simple_teleport: X: -428.78 / Y: 1596.80 / Z: 356.33 / Heading: 0.00」と表示されている

/back コマンドを追加

次に、/tp で移動したあとに元の場所へ戻れる /back を実装した。

ゲーム内チャットに /back と入力したときのヘルプ表示。「/back 直前にいた位置へ戻ります」と表示されている

さらに、戻ったあとにもう一度 /back を実行すると、今度は移動先へ戻る。つまり、元の場所と移動先を何度でも往復できる。MLO やマップを確認するときに「行って、戻って、また確認して」を繰り返せるので、地味に便利な機能になった。

一度も /tp していない状態で /back を実行したときの表示。「戻れる位置がありません。先に /tp で移動してください。」というメッセージが出ている

動作確認

今回追加した機能は、すべてゲーム内で実際に確認した。

txAdminのコンソールで restart simple_teleport を実行し、「Started resource simple_teleport」と表示された画面
  • /coords で現在位置と向きを取得
  • /tp で指定座標へ移動
  • /back で元の場所へ復帰
  • 再度 /back で移動先へ戻る
レジオンスクエアで /tp 790.0 2548.0 72.6 と入力しているところ。チャット上部には /coords の結果「X: 194.34 / Y: -935.33 / Z: 30.69 / Heading: 144.00」が残っている
テレポート後の画面。指定した座標の丘に移動し、「テレポートしました: 790.00, 2548.00, 72.60」と表示されている
/back でレジオンスクエアに戻った画面。「テレポートしました: 194.34, -935.33, 30.69」と表示されている
もう一度 /back を実行して移動先の丘へ戻った画面。3回分のテレポート履歴がチャットに並んでいる

この一連の流れが、想定どおり正常に動作することを確認できた。

今回感じたこと

最初のうちは「AI にコードを書いてもらう」という感覚だったが、最近は少しずつ、自分専用の開発ツールを育てている感覚になってきた。

実際にゲーム内で動きを確かめながら機能を足していくのは想像以上に楽しくて、小さな改善でも開発効率が確実に上がっているのを実感している。大きな機能を一気に作るより、こうして「あったら便利」を一つずつ積み上げていくほうが、自分には合っているのかもしれない。

次回やること

次は /copycoords を追加する予定。

現在位置を Lua の vector4() 形式で取得できるようにして、NPC やショップの配置時にそのままコードへ貼り付けられるようにするのが目標。/coords で「確認する」ところまではできたので、次は「そのままコードに使える」ところまで持っていきたい。


この記事はGTA6 FEED運営者が、自分のPCで実際にFiveMサーバーを構築している記録である。技術的な情報は2026年6月時点の環境と各ツールの提供内容を確認して記載しているが、仕様や挙動は環境によって異なり、今後変わる可能性がある。FiveMおよびGTAは、それぞれの権利者(Cfx.re / Rockstar Games)の商標であり、本サイトは各社と提携関係にない。