【GTA6】GTA5より道路が狭くなる!Rockstarが明かしたマップ設計の秘密とカーチェイスへの影響

2026年11月19日に発売予定の『Grand Theft Auto VI(GTA6)』では、前作『GTA5』と比べて道路が大幅に狭くなり、交通量も増えるように設計されていることが明らかになった。10月20日、海外メディアTechRadarが、Rockstar Gamesの開発陣への取材をもとに、GTA6のマップ制作に関する新たな詳細を報じた。

一見すると道路幅の違いは小さな変更に思えるが、実際には街全体の建物の数や配置にまで影響していたという。さらに、GTA6のマップ制作には2015年頃から携わっている開発者もおり、10年以上にわたって世界の土台が作り込まれてきたことも分かった。

🌴 GTA6の道路はGTA5より大幅に狭い

今回の情報は、Bloombergの記者Jason Schreier氏が、スコットランド・エディンバラにあるRockstar Northを訪問した際の取材に基づくものだ(Bloomberg特集の内容)。Rockstarの開発責任者の一人であるAaron Garbut氏によると、GTA6ではGTA5より道路を大幅に狭くし、交通密度を高める方針が採用されている。

GTA5の舞台ロスサントスは、アメリカのロサンゼルスをモデルにした都市だ。広い道路を高速で走り抜けたり、車の間を縫って移動したりする爽快感は、GTA5のドライブを特徴づける要素の一つとなっている。

一方、GTA6の舞台となるバイスシティは、フロリダ州マイアミをモデルにした都市。開発チームは実際にマイアミを訪れて街の構造を調査しており、より密集した道路網や交通の流れをゲーム内に取り入れようとしている。

道路が狭くなり、走行する車の数が増えれば、GTA5と同じ感覚で街中を高速走行することは難しくなるかもしれない。

🏙️ 道路を狭くした結果、建物の数まで増えることに

今回の取材で興味深いのは、道路幅の変更がマップ制作全体に及ぼした影響だ。Aaron Garbut氏は、道路を狭くして密度を高めるという初期の設計方針が、開発の後半になって大きな負担につながったことを説明している。

道路を細かく配置すれば、それに合わせて周囲の建物や街区も作り込まなければならない。結果として、開発チームが制作する建築物の数も増えることになった。つまり、GTA6では単に道路を狭くしたのではなく、その道路に合わせて街全体の構造を設計しているということだ。

ビルの並び方、交差点の配置、建物と道路の距離感など、プレイヤーが普段は意識しない部分にも、長年の開発作業が積み重なっている。

🗺️ マップ制作は2015年頃から始まっていた

Schreier氏の説明によると、GTA6のマップ制作には2015年頃から関わり続けているアーティストもいるという。GTA5が発売されたのは2013年。そのわずか数年後には、次回作の世界をどのように構築するかという検討が進められていたことになる。

もちろん、2015年から現在まで開発チーム全体がGTA6だけを制作していたという意味ではない。Rockstarはその間に『Red Dead Redemption 2』などの大型タイトルも開発している。それでも、道路や街区といったマップの基本構造が早い段階から検討されていたことは、GTA6の世界づくりがいかに長期的な計画で進められてきたかを示している。

特にオープンワールドゲームでは、初期のマップ設計が後の建築物、交通、NPCの配置などにも影響する。今回の道路幅に関する話は、その分かりやすい例といえる。開発の経緯はGTA6まとめWikiの開発の歩みでも整理している。

🚓 カーチェイスや普段のドライブはどう変わる?

ここからは、今回明らかになった道路設計をもとに、実際のゲームプレイへの影響を考えてみたい。GTA5では、広い道路を使って警察車両を振り切ったり、一般車両の間をすり抜けたりする逃走が可能だった。

しかし、GTA6で道路が狭くなり交通量も増えるのであれば、車を追い抜くためのスペースが減り、交差点や細い路地の使い方がこれまで以上に重要になる可能性がある。例えば、警察から逃げる場面でも、単純にアクセルを踏み続けるだけでなく、交通の流れを読みながら進路を選ぶ必要が出てくるかもしれない。

また、街の建物が密集することで、車内から見える景色や走行中の圧迫感もGTA5とは異なるものになりそうだ。

ただし、これは道路幅と交通密度の情報から考えられる可能性であり、Rockstarがカーチェイスの難易度変更や新しい交通AIを正式に発表したわけではない。実際の運転感覚については、発売後のプレイで確かめる必要がある。

🔫 武器の持ち運びも現実的に?武器ホイールは廃止寸前だった

今回の取材では、道路設計だけでなく、武器システムの開発についても興味深い話が明らかになっている。GTA5では、プレイヤーは大量の武器を持ち歩き、武器ホイールから自由に切り替えられる。

しかしGTA6の開発では、『Red Dead Redemption 2』のように、持ち歩ける武器の数を制限し、残りの武器を車両に保管する方式が検討されていた。そこで問題になったのが、従来の武器ホイールとの相性だ。武器の所持数が限られるのであれば、多数の武器を並べる従来のインターフェースは適切なのか。開発チームは数か月、場合によっては数年にわたり、別の表示方法を試していたという。

武器ホイールそのものを廃止する案も検討されたが、最終的には従来型の武器ホイールを残す方向に戻ったとされている。これは、Rockstarがリアリティを追求する一方で、プレイヤーにとって使いやすい操作方法も重視していることを示すエピソードだ。

なお、発売時点の武器所持数やインターフェースの最終仕様については、実際の製品で確認する必要がある。

👀 GTA6は「広いだけのマップ」から一歩先へ進むのか

GTA6のマップについては、これまで広さや探索できる地域の数に注目が集まってきた。しかし、今回の開発者取材から見えてきたのは、単純な面積だけでは測れない街づくりへのこだわりだ。

道路を狭くし、交通を密集させ、それに合わせて建物の数や街区の構造まで調整する。こうした設計が積み重なることで、同じ距離を移動する場合でもGTA5とは異なる体験が生まれる可能性がある。

GTA6で注目したいのは、マップがどれだけ広いかだけではない。バイスシティの街中を実際に運転したとき、どれほど現実の都市に近い感覚を味わえるのか。発売後は、GTA5のロスサントスとGTA6のバイスシティで、道路の広さや交通量、警察とのカーチェイスがどう変わったのかを比較してみたい。


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