なぜSURGE Townでは“フレロール”なのか? 叶のGTARPを過去のスト鯖から振り返る
本記事では、配信者・参加者のお名前を敬称略で記載しています。
SURGE Townで叶を見ていて、「フレロールって結局何なんだ?」と思った人もいるかもしれない。DAY2では「こっそり隠れてトロールをたくらむ男!!」、その後は「フレロールはどんな人間も助けるらしい」「ピピーッ!そこのあなた!フレロールです!」「彼のフレロールは閃光のごとく。」と、配信タイトルにまで“フレロール”という言葉が定着していった。
ただし、フレロールはSURGE Townに用意された正式な職業名ではない。少なくとも公開情報上、「フレロールとは何か」という厳密な定義は確認できておらず、叶本人がSURGE Townで使っている独自の呼称・RPとして見るのが自然だ。そして過去のGTARPを振り返ると、なぜ今回こういう立ち位置になっているのかが少し見えてくる。
叶は「何の職業の人?」と一言では説明できない
叶はストリーマーGTAではかなりの経験者で、これまで犯罪者、警察、ギャング、個人医、高級車ディーラー、タクシー、武器商人、カジノ運営など、さまざまな立場を経験してきた。にじさんじWikiでもFiveMへの理解が深く、幅広い役職を経験している人物として整理されている。
初めてGTARPに入る参加者なら、「警察になる」「ギャングになる」「店を経営する」といった職業そのものが物語になる。しかし叶の場合、その多くをすでに経験している。新しい街で何をするのかという問いに対する答えのひとつが、今回の「フレロール」なのかもしれない。
VCR GTAでは犯罪者から警察へ、そして個人医にも
叶は初期のVCR GTAから、一つの陣営に固定されない立ち回りを見せていた。犯罪側として動いたあと警察へ転向し、第2回VCR GTAでは高級車ディーラーとして働きながら個人医も担当。その後は警察側にも関わり、最終的にはギャングへ加入している。
つまり一つの開催期間の中で、市民、医療、警察、犯罪側を横断している。「この人は結局どっち側なんだ?」という感覚は、SURGE Townで突然生まれたものではなく、過去のGTA企画でも何度も見られてきた。
ストグラ「無馬かな」では白と黒の境界を行き来した
叶のGTARPを語るうえで外せないのが、ストグラの「無馬かな」だ。無馬かなはギャングだけでなく、個人医、カジノ経営、武器商人など複数の立場を経験し、叶自身も別キャラクターでは警察官を演じている。一人のプレイヤーとして見れば、白市民・警察・犯罪者のすべてを経験していることになる。
特に個人医という立場は象徴的だった。ギャングと深く関わりながら医療行為を行い、その後は中立に近い立場へ戻るなど、警察でも純粋なギャングでもない場所に立っていた。これは現在のSURGE Townで、個人医や犯罪者、警察など複数の陣営と接点を持つフレロールの動きにもどこか重なる。
にじGTAでは「自分が遊ぶ」だけでなく、街を支える側へ
2024年の「にじさんじGTA」では、叶は星川サラとともに企画を主催。サーバー内でも警察や救急にいることが多く、初心者の質問に答えたり、参加者をサポートしたりする役割を担った。自身では「下位神」と名乗り、街の中で困っている人を支える立ち位置を取っていた。
一方で、警察が暇そうなときには自ら犯罪を起こし、チェイスの練習相手になることもあった。助けるだけではなく、時には自分から事件を作る。それでも最終的には誰かが遊ぶきっかけになるという点は、現在のフレロールにもかなり近い。
VCR GTA3では再び犯罪側へ
もちろん、叶がずっとサポート役をしているわけではない。VCR GTA3ではギャング「鴉」に所属し、バイクを使ったフリーサ銀行強盗など犯罪側で積極的に活動した。
経験者だから初心者を教えるだけでもなく、必要なら自分自身が事件の中心にもなる。この振れ幅の大きさも、叶のGTARPが単純な「警察系」「犯罪系」と分類しにくい理由のひとつだ。
MadTownでは自分がボスになるのではなく、支える側へ
2025年のMadTownでは、小柳ロウ、エクス・アルビオ、ファン太らとギャングを目指すチームを作り、後に「Lycoris」が誕生した。ただし叶自身がボスになるのではなく、GTAでボス経験のなかった小柳ロウを前に立て、自分は支える側へ回った。
FiveMに慣れていない参加者へ助言しながら、自分が中心になることもできるのに、あえて他の誰かを中心に置く。このスタイルは次のNEWTOWNでさらに分かりやすくなる。
NEWTOWNでは「師匠」になった
2026年2月のNEWTOWNでは、ギャング「Dear13ro.」に参加し、GTA初参加だった赤彩みあの“師匠”として、小型犯罪や運転、特にバイクを教えていった。新人教育のために説明資料や表まで使いながら、経験の浅い参加者を支える立場を取っていた。
赤彩みあはその後、ギャングの犯罪で重要な役割を担うまで成長している。ここまで来ると、叶のスト鯖での遊び方が少し変化してきたことが分かる。自分自身が何をするかだけではなく、周囲の人に何が起きるかまで含めて遊んでいるように見える。
歴代のストリーマーサーバーの流れそのものは、ストリーマーサーバーの歴史にまとめている。
そしてSURGE Townで「フレロール」が生まれた
そんな中で始まったのがSURGE Townだ。初日は「新しい街にやってきたぞ~!!」と普通にスタートしたが、その後は初心者を助けたり、犯罪に関わったり、さまざまな陣営へ顔を出したりしながら、「フレロール」という呼び方が使われ始めた。初日の動きは9月4日 DAY1のまとめで扱っている。
さらに途中からは個人医にもなっている。それでも特定ギャングへ固定されるわけではなく、犯罪者、警察、個人医、初心者など複数の立場を横断しながら街に関わっている。
フレロールは、これまでのGTA経験を全部使える遊び方なのかもしれない
ここからは本人が理由を明言した事実ではなく、過去の活動を踏まえた考察になる。
叶はもう、GTAの中で「まだやったことのない職業」を探す段階ではないのかもしれない。警察も、ギャングも、個人医も、犯罪も経験し、近年はMadTownで小柳ロウを支え、NEWTOWNでは赤彩みあを教え、にじGTAでは初心者が遊べる環境そのものを支えてきた。
そう考えるとSURGE Townのフレロールは、特定の職業を演じるというより、これまで蓄積したGTAの知識を使って街のさまざまな人に関わり、必要なら助け、必要なら事件を起こす役として見ると分かりやすい。
フレロールという言葉に、叶本人がどこまで厳密な設定を持たせているのかは分からない。ただ、その立ち回り自体は突然生まれたものではなく、過去のGTARPで何度も見せてきた遊び方の延長線上にあるように見える。
過去を知ると、SURGE Townの叶が少し違って見える
VCR GTAでは犯罪者から警察へ、ストグラではギャングや個人医、にじGTAでは街を支える「下位神」、VCR GTA3では再び犯罪者、MadTownではボスを支える経験者、NEWTOWNでは初心者の師匠。そしてSURGE Townでは「フレロール」。
毎回違うことをしているようで、振り返ると一つ共通していることがある。自分だけで完結するのではなく、誰かと関わることで物語を作ることだ。
SURGE Townで名前が付いた「フレロール」は、もしかすると叶がこれまでGTAの街でやってきたことを、最も自由な形にした遊び方なのかもしれない。今後どのギャングや警察、個人医、新しい住民と交わっていくのかまで追っていくと、SURGE Townでの叶の立ち回りはさらに面白く見えてきそうだ。
直近の動きは9月9日 DAY6のまとめで扱っている。
SURGE Townの情報交換スレッド
GTA6 FEEDのストリーマーサーバー板に、SURGE Townの総合スレッドがあります。見た配信、気になった人物、面白かった場面など、気づいたことを気軽に書き込んでください。
→ 【SURGE Town】新ストリーマーGTA鯖 総合スレ
注記: 本文中の配信者・参加者名はすべて敬称略で記載しています。本記事は、叶のSURGE Townでの配信タイトル・配信内容と、過去のストリーマーGTA企画(VCR GTA・ストグラ・にじさんじGTA・MadTown・NEWTOWN)での活動に関する公開情報をもとにGTA6 FEEDが整理したものであり、叶/各参加者/SURGE/Rockstar Gamesとは一切関係がありません。「フレロール」の意味・設定について叶本人が定義を明言したものではなく、本記事の後半は公開情報にもとづくGTA6 FEEDの考察です。掲載画像は、叶および同じ場面を配信していた参加者の各GTARP企画での配信画面のスクリーンショットです。過去の企画の画像は画面内の日付・ネームタグから該当時期のものを選んでいますが、本文の記述そのものを撮影した場面とは限りません。

