RockstarがGTA6リークに異例の声明。「ほぼ完成」と明言、明日“Extended Look”公開へ

Rockstar Gamesが、『Grand Theft Auto VI(GTA6)』を巡ってこの1週間に起きたゲームプレイ映像の流出について、公式声明を発表した。

声明の中でRockstarは、開発中のGTA6の映像が意図しない形で公開されたことについて「チームにとって胸が張り裂けるような出来事だった」と率直な心境を明かしている。

しかし今回の声明で注目すべきなのは、リークへの反応だけではない。

RockstarはGTA6について「nearly there!(もうほぼ完成している)」と表現し、さらに明日、GTA6の「Extended Look」を公開することを正式に予告した。

リークによって予定外の形でゲームの一部が世に出てしまった直後、Rockstar自身がファンに向けて語った言葉は、発売まで残された期間がいよいよ最終段階に入っていることを強く感じさせる内容となっている。


「このような形でGTA6を見てほしくなかった」

Rockstarは声明の冒頭で、この1週間の出来事について多くのファンが公式からの説明を待っていたことを認識しているとしたうえで、ゲームプレイ映像の流出について触れた。

同社は今回の出来事を、

GTA VIのゲームプレイ映像がこのような形で流出してしまったことは、私たちのチームにとって胸が張り裂けるような出来事だった

という趣旨の言葉で表現している。

そして、「長い間待ってくれた皆さんに、このような形でゲームを見てほしかったわけではない」と説明した。

GTA6は世界でも最も注目を集めるゲームのひとつであり、Rockstarはこれまで、新しい映像やスクリーンショットを非常に慎重なタイミングで公開してきた。

それだけに、発売を目前に控えた段階でゲームプレイ映像が意図しない形で広がったことは、開発チームにとって相当大きな出来事だったことが今回の声明から読み取れる。


GTA6は「nearly there!」――Rockstarが“ほぼ完成”と表現

今回の声明の中でも特に注目したいのが、GTA6の現在の開発状況について触れた部分だ。

Rockstarは、ゲームの完成や新しい情報、公式ゲームプレイ映像などをファンに届けるまでに時間がかかっていることを謝罪。

その中で、

「getting the game finished (nearly there!)」

と記している。

直訳すれば、「ゲームを完成させること(もうほぼそこまで来ています!)」という意味になる。

もちろん、これは「すべての開発作業が完了した」「すでにマスターアップした」という発表ではない。

発売前のゲームには最終調整やバグ修正、最適化など多くの作業が残されるため、この一文だけから具体的な開発進捗率を判断することはできない。

それでも、Rockstar自身がGTA6を「nearly there」と表現した意味は大きい。

少なくとも現在のGTA6が、発売に向けた最終段階へ進んでいることをファンに直接伝えるメッセージと受け取ることができる。


明日「Extended Look」を公開すると正式発表

そして、今回の声明でもうひとつ大きな情報が明らかになった。

Rockstarは、

「We are very excited for everyone to see the extended look tomorrow.」

とコメント。

明日、GTA6の「Extended Look」を公開することを正式に明らかにした。

画像: 内容を分かりやすく伝えるためのイメージ画像。実際のGTA6のゲーム画面や流出素材ではない。

これまで予告されていた8月27日の公開を前に、Rockstar自身が改めてその存在を明言した形だ。

「Extended Look」が具体的にどのような形式になるのかについて、今回の声明では詳しい説明はされていない。

ただしRockstarは、準備に想定以上の時間がかかったとしながらも、

「皆さんの期待を上回る必要がある」

と強調している。

さらに、

「皆さんが期待し、それに値するレベルのものを届ける決意がある」

とも述べた。

単なる短い告知映像ではなく、Rockstar側も明日の公開を非常に重要なものとして位置づけていることがうかがえる。


リークの詳細には触れず「自分自身で体験してほしい」

一方でRockstarは、今回流出した内容によって、本来意図していたゲーム体験の一部が損なわれてしまう可能性についても言及している。

声明では、

「一部のネタバレによって、意図していたゲーム体験が影響を受ける可能性があることは残念だ」

としたうえで、ファンに対して、

「もう少しだけ待って、11月19日に自分自身でゲームを体験してほしい」

と呼びかけた。

画像: 内容を分かりやすく伝えるためのイメージ画像。実際のGTA6のゲーム画面や流出素材ではない。

GTA6 FEEDでは、今回流出した映像に含まれる具体的なネタバレについては本記事では扱わない。

重要なのは、その内容そのものよりも、Rockstarが今回の流出を正式に認識し、初めて公の場で直接言及したことだろう。


リークへの声明が、そのまま“明日”へのメッセージになった

今回のRockstarの声明は、単なるリークへの抗議文ではなかった。

意図しない形で映像が公開されたことへの落胆を示す一方で、GTA6が「ほぼ完成」に近づいていることを伝え、明日のExtended Look、そして11月19日の発売へとファンの視線を戻そうとしている。

特に印象的なのは、声明の最後にコミュニティへの感謝を長く記していることだ。

Rockstarは、この1週間に寄せられたファンからの応援メッセージについて、

「皆さんの言葉は、想像以上にこのチームにとって大きな意味を持っている」

とコメント。

さらに、

「結局のところ、私たちは皆さんのためにこのゲームを作っている」

と結んでいる。

長い沈黙を続けることも多いRockstarが、リークという予期せぬ出来事のあとにここまで感情を込めた声明を発表したこと自体、異例と言っていい。

そして、その声明の翌日に待っているのが「Extended Look」だ。

リークによって予定とは違う形でGTA6の一部を目にしてしまった人もいる。しかしRockstarが本来見せようとしていたGTA6がどのようなものなのかは、まだ分からない。

その答えの一部が、8月27日に正式に明らかになる。


注記: 本記事に掲載したRockstarの声明の日本語は、公式Xの投稿(本文中に埋め込み)をもとにした編集部訳であり、意訳を含む。正確な文言は原文を参照してほしい。また、本記事の画像のうちイメージ画像には、その旨を各画像のキャプションに記載している。アイキャッチはRockstar Games提供の公式アートワークである。