GTA6まとめWiki

グランド・セフト・オートIII(GTA III)

最終更新:2026-09-20

このページでは、シリーズを2Dの見下ろし型から3Dのオープンワールドへ転換させた『グランド・セフト・オートIII』(GTA III)を、発売日と対応ハード、開発、ストーリー、評価、そして以後のシリーズへのつながりという観点でまとめます。GTAシリーズアーカイブの一部として、シリーズの流れをたどるための基礎情報を日本語で整理したものです。

※本ページは公式発表・トレーラー・各メディアの先行取材・考察をもとにした非公式のまとめです。GTA6は2026年11月19日発売予定で、発売後に内容が変わる場合があります。

概要

グランド・セフト・オートIII(GTA III)は、2001年にRockstar Gamesが発売したオープンワールド・アクションゲームです。それまで見下ろし型の2DゲームだったGTAを、初めて完全な3Dの街へと作り替えた作品で、「自由に歩き回れる犯罪都市」という現在のシリーズの形はここから始まりました。無言の主人公クロードを操作し、ニューヨークを下敷きにした架空都市リバティーシティで裏社会を這い上がっていきます。

発売日と対応ハードの変遷

まずPS2で登場し、その後さまざまなハードへ移植されていきました。

  • オリジナル版:2001年10月、北米のPlayStation 2で発売。
  • Windows版:2002年5月に発売。
  • Xbox版:2003年11月に発売。
  • 後年にはスマートフォン(iOS/Android)向けの10周年記念版なども配信され、長く遊べる形で受け継がれました。

開発

開発は、のちにRockstar NorthとなるイギリスのDMA Designが担当しました。

  • シリーズで初めて舞台を完全な3D空間にした意欲作で、当時のオープンワールド表現の水準を大きく引き上げました。
  • この「街全体を自由に動き回れる犯罪サンドボックス」という設計は各社に影響を与え、以後よく似たゲームが「GTA系」と呼ばれるほどの雛形になりました。
  • 発売がアメリカ同時多発テロ直後だったため、警察車両の配色変更など細部の調整が行われたことも知られています。

主要スタッフ

シリーズを長く支える顔ぶれが、この作品から中心に関わっています(役職は当時)。

  • エグゼクティブプロデューサー:サム・ハウザー(Rockstar Games社長)。
  • プロデューサー:レスリー・ベンジーズ。
  • 脚本:ダン・ハウザーら。アート:アーロン・ガーバット。

ストーリー(ネタバレ注意)

※結末に触れます。主人公クロードは作中で一切喋らない「無言の主人公」で、その名は後の『サンアンドレアス』で明かされます。

  • クロードは、恋人カタリナと組んだ銀行強盗の最中に彼女に裏切られ、撃たれてしまいます。かろうじて生き延びたクロードは、爆発物の専門家エイトボールらと関わりながら、リバティーシティの裏社会で仕事を請け負い、少しずつ力をつけていきます。
  • レオーネ・マフィア一家のドン、サルバトーレの下で頭角を現しますが、やがて危険な立場に追い込まれ、ヤクザなど他の勢力とも渡り合うことになります。
  • 物語の黒幕は、かつて自分を裏切ったカタリナでした。コロンビアン・カルテルを率いる彼女との因縁に、クロードは自らの手で決着をつけます。ラストは、あえて多くを語らない余韻のある演出で幕を閉じます。

主な登場人物

クロード
無言の主人公。恋人に裏切られ、復讐と成り上がりのため裏社会を生きる。
カタリナ
クロードを撃った元恋人。物語の黒幕としてカルテルを率いる。
エイトボール
爆発物のプロ。クロードの序盤の相棒。
サルバトーレ・レオーネ
リバティーシティを牛耳るレオーネ一家のドン。
マリア
サルバトーレの妻。物語の要所に絡む。

使用楽曲・サウンドトラック

2001年のリバティーシティが舞台。実在のヒット曲よりも、局内制作の架空アーティストによるオリジナル楽曲の比率が高いのが特徴です。

  • ラジオ局は多ジャンル:Head Radio(ポップ/ロック)、K-JAH(ダブ/レゲエ)、Double Clef FM(オペラ)、Game Radio(東海岸ヒップホップ)、MSX FM(ドラムンベース)など。
  • オリジナル楽曲は Craig Conner と Stuart Ross らが制作し、Craig Conner が音楽ディレクターを務めました。
  • トークラジオ Chatterbox FM(司会ラズロウ・ジョーンズ)はアメリカ社会を風刺する全編トーク番組で、以後のシリーズの名物になりました。

発売後の反響・評価

批評・商業の両面で大きな成功を収め、シリーズの方向性を決定づけました。

  • Metacriticでは、PS2版が97点前後という極めて高い評価を獲得しました。
  • 2008年時点で累計1450万本規模が販売されたと報じられ、発売年の北米で最も売れたゲームにもなりました。
  • 一方で、その内容から社会的な議論も呼び、GTAシリーズが「賛否を巻き起こすタイトル」として広く知られるきっかけにもなりました。
  • 後年には殿堂入り(World Video Game Hall of Fame)を果たすなど、ゲーム史の転換点として評価されています。

GTA6・シリーズへのつながり

GTA IIIは「実在都市を下敷きにした架空都市」という以後の伝統を確立した作品でもあります。

  • 舞台リバティーシティはニューヨークがモデルで、後のGTA IVでも再び描かれました。
  • 2Dから3Dへ舵を切ったこの一作の延長線上に、GTA IV(HD世代)、GTA V、そしてGTA6が並びます。

出典

各作 英語版Wikipedia(GTA III/infobox・release節)、Metacritic ほか。

GTA6まとめWiki のトップへ戻る

Rockstar Games及びTake-Two非公式。商標は各権利者に帰属。ページ内の画像はRockstar Gamesの公式素材(プレス素材・公式映像のスクリーンショット)です(© Rockstar Games / Take-Two Interactive)。